究極のロリ漫画


なる星 珠たる




なるたる


鬼頭莫宏先生の「なるたる」というマンガをご存知でしょうか?

物凄く簡単に説明すると、SF色の強い「金色のガッシュ」と言った様な感じで、

「ガッシュ」は魔物が人間のパートナーとなって戦うマンガですが、

この「なるたる」では魔物の変わりに「竜の子」と呼ばれる謎の生物と供に戦います。

そして主人公、「玉依シイナ」も偶然「竜の子」を発見し、戦いに巻き込まれていきます。


主人公、玉依シイナ。性格を一言で説明すると超元気っ子。


シイナの「竜の子」。名前は「ホシ丸」。


で、ホシ丸と出会ってからしばらくは襲い掛かって来る敵の竜の子達と戦いながら

伏線を張ったり解いたりしていてかなり普通のマンガのノリなんですが、


敵の竜の子達、左から順に「プッシュダガー」「ハイヌウェレ」「アマポーラ」



戦うシイナとホシ丸。ノリはBackToTheFuturePart2のホバーボードに乗ったマーティーみたいな感じ。


単行本六巻収録話、

第29話「わたしの目は被害者の目わたしの手は加害者の目」で突如変貌します。



第29話扉絵

扉絵からしてなにやら猟奇的な臭いがしますが、

この縛られて首輪をはめられている女の子はシイナの友達で小6のひろちゃん、


とても勉強の出来る優等生なんですが、

それが原因でいじめっ子の亜紀ちゃんに目を付けられてしまいます。


本田亜紀、いじめっ子

で、放課後呼び出されたひろちゃん、一体何をさせられるのかと思えば・・・






女の子って怖い・・・


水にミミズを入れた物(通称ミミズジュース)を飲めとの事。

いきなり洒落になってません。

スリッパ隠されるとかノートに落書きされるとか言うレベルじゃありません。

僕が知る限り漫画史上最も悪質ないじめです。

しかしひろこちゃん、これに臆せずこのミミズジュースをゴックリ飲んじゃいますが、

その態度が返って亜紀ちゃんを怒らせてしまいます。

しかしいくら亜紀ちゃんが怒ったからと言って、

あのミミズジュースの上を行くイジメが果たして存在すると言うのでしょうか?

あんまりやり過ぎると自分が犯罪者になりかねませんが・・・

一体どうするつもりなのでしょうか・・・?


試験管?








・・・キャプテン翼も真っ青のドライブシュートです。

ちょ、亜紀ちゃんいくらなんでもやり過ぎ・・・

亜紀ちゃんと行動を供にしている他のいじめっ子達もこれにはドン引きですが、

リーダー格の亜紀ちゃんは皆を言いくるめて、これを強引に決行します。


至上類を見ない試験管プレイ・・・

まぁ、突っ込んだまま蹴られる前に、

ひろちゃんの男友達が偶然通りかかって助かりますが、

このまま終わるかと思いきや、

ひろちゃんも偶然竜の子に出会い、

それからひろちゃんの復讐劇が始まって、

いじめっ子達の腕が飛んだり、足がもげたり、胴を真っ二つに切られたり

グロ描写のオンパレードで一巻の頃の爽やかさは最早何処にもありません。

で、この話以降、一巻に一度は少女の裸体が必ず出現するようになって、

極めつけはショタ好きの変態ヤクザが

男の子相手にナイフぶっ刺しながらプレイを強要したりします。

自分は一体何の漫画を読んでいたのか良く分からなくなって来ます。

この漫画全巻読んでも成人の裸体は絶対出てきません、

それに子供達の手足が異常に細いのは、

やっぱり先生、何か幼少の頃何かあったんですかねぇ・・・



因みに現在連載中の鬼頭先生の新作「ぼくらの」は、

一巻はエヴァみたいなノリで面白いけど

二巻あたりから序々に片鱗を表してきてるんで気を付けろ!!


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